日本中央競馬会(JRA)所属の角田大河騎手(21)が、1日の20時30分頃、函館競馬場の芝コース内に自動車で乗り入れたとして、3日からの騎乗停止処分を下された。
騎乗停止の期間については現状未定で、裁定委員会の議定により決められる。
当日に函館市内で開催された花火大会を見るためだったというが、競馬場のコース内に自動車で入る特例などは存在せず、常識の欠如は明らか。
函館競馬場の芝コースには、角田騎手の愚かな行為の結果、車輪の跡がくっきりと残っている。
角田騎手は昨年5月にも、競馬開催中に騎手控室でスマートフォンを使用。30日間の騎乗停止処分を受けている。
1年強という短期間での、あまりにも倫理観を欠いた行動の連続ということで、騎手免許の取消など厳罰が下る可能性も考えられる。
(文/豊田武志)