2004年から、元SMAPで現在は「新しい地図」として活動する稲垣吾郎さんがストーリーテラーを担当している、フジテレビ系ホラーバラエティ&ドラマ『ほん怖』こと『ほんとにあった怖い話』の25周年スペシャルが、今月17日21時より土曜プレミアム枠で放送される。
再現ドラマの1つ『視える!?』には、同じく「新しい地図」として活動する香取慎吾さんが、未来が見えることで、周りから変人扱いされている優しい高校教師の主人公・磯村武として出演することも発表された。
香取さんがフジのドラマに出演するのは、2015年の『一千兆円の身代金』以来、実に約9年ぶり。
これにより、先日、「女性セブン」(小学館)が報じたあの話も現実味を帯びてくる。
香取さんが、来年1月期のフジ系連続ドラマへの主演内定という報道だ。
実現すれば、香取さんの地上波連続ドラマ主演は、2021年1月期の『アノニマス~警視庁”指殺人”対策室~』(テレビ東京系)以来4年ぶり。
フジテレビ系連続ドラマでの主演となると、2014年4月期の『SMOKING GUN~決定的証拠~』以来、実に10年7ヶ月ぶりとなる。
香取さんの主演が内定しているのは、木津毅さんによるエッセイ「ニュー・ダッド ――あたらしい時代のあたらしいおっさん」(筑摩書房)が原作のドラマだという話だった。
新しい地図の面々とは距離を取っている、いや、明らかに干していたフジテレビが、ここに来て、その関係性、距離感を変えてきていることは間違いない。
『ほん怖』に続き『ニュー・ダッド』についても、香取さん主演の正式発表が近くあるのではないだろうか。
(文/高柳拓郎)