代表行動規範違反により、事前合宿地のモナコから追放され帰国した、体操女子のパリ五輪日本代表で主将に選ばれていたエースの宮田笙子(19)さん。
19日、日本体操協会が緊急の会見を行い、行動規範違反が、6月末~7月にかけての喫煙および飲酒行為であることが明らかにした。
不透明な状況となっていた、26日に開幕するパリ五輪本番への宮田選手の出場については「辞退」ということに決まったという。
なお、モナコにおいて喫煙は17歳以上、飲酒については18歳以上(酒類によっては16歳以上)から可能となっているが、宮田選手の喫煙及び飲酒はいずれも日本国内でのこと。
飲酒に関しては、ナショナルトレーニングセンター内でのことということで、宮田選手個人だけでなく協会の管理体制なども今後厳しい目が向けられることになりそうだ。
また、宮田選手についてスポーツライターの小林信也さんは、『ゴゴスマ』(TBS系)の中で「ほかの選手はおそるおそる演技している印象がある中、宮田選手は堂々と演技をしていた」などと評価していた。
(文/潮崎達至)