警視庁がサッカー日本代表MFの佐野海舟容疑者(23)ら男3人を不同意性交容疑で14日に逮捕していたことがわかった。
捜査関係者によると、佐野容疑者は知人の20代の男2人と共謀し、14日午前4時過ぎ、東京都文京区湯島のホテルで、30代の女性に性的暴行を加えた疑い。女性が直後に警察に通報し、駆けつけた警察官がホテル近くの路上で3人を発見して身柄を確保した。3人は女性と事件直前まで一緒に食事をしていたという。
佐野容疑者は、昨年11月にはワールドカップ(W杯)アジア2次予選で日本代表に初選出。今月4日には鹿島アントラーズからドイツ1部・マインツへの完全移籍が発表されていた。
今回の逮捕の報せを受け、佐野容疑者の過去の素行にも注目が集まっている。
佐野容疑者が米子北高校の3年生だった当時、同校サッカー部は飲酒喫煙が発覚し1ヶ月以上の活動休止をしていた。佐野容疑者は謹慎処分を受けた主力メンバーの1人だったとみられている。
また、飲酒喫煙を含む素行不良により、いったんオファーのあった当時J1のアルビレックス新潟への入団が叶わず、当時J2だったFC町田ゼルビアへ入団したとも指摘されている。
(文/樋口健太郎)