TCK特別区競馬組合は9日、大井競馬所属で通算7428勝(中央4勝、地方7424勝)のレジェンドである的場文男騎手に対して、7月12日(金)までの騎乗変更命令を科したことを発表した。
同騎手は競馬開催期間外における不適切な行為により、騎乗が競走の公正を害するおそれがあるため、特別区競馬組合競馬実施規則第39条第1項第2号(※下記)の規定に基づいて処分が下った。詳細は現在調査中とし、結果および今後の処分内容は、わかり次第お知らせするとしている。
この日、左膝負傷のため同騎手の乗り替わりが発表されていたが、その後、前記の事象が発覚。変更命令に変わった。
複数のメディアの報道によると、騎手間のトラブルがあった模様で、被害者から8日夜に訴えがあり調査を行ったところ、不適切行為が発覚したという。
なお、同組合は「詳細は現在調査中ですので、現時点でお答えすることができません」と説明している。
レジェンドが起こしたトラブルが、今後どのような展開をみせるのか、その動向に注目が集まる。
(文/豊田武志)