日本テレビとフジテレビが、米メジャーリーグ(MLB)ドジャースの大谷翔平選手の報道をめぐり「出禁」状態になっていることが分かった。
両局は先月、大谷選手がロサンゼルスに12億円の豪邸を購入したと、空撮や自宅前からのレポート、近所へのインタビューなどを敢行し報道。
12日の「週刊現代」(講談社)が報じたところによると、これに大谷選手が激怒し、ドジャースから貸与されている「取材パス」を凍結され、大谷選手のマネジメントなどを行っている会社からも、『大谷の過去素材を使用しないよう』通達されたという。
日本テレビは12日15時時点でも、同局の報道番組『newsevery』などで使ったプライバシー侵害動画、大谷選手の自宅やその近所を撮影し、近隣住民にインタビューした動画を、『日テレNEWS』のYouTubeチャンネルに掲載したままにしている。
(文/等々力おさむ)