日テレ『セクシー田中さん』問題 ようやく報告書を公表も芦原妃名子さんを「難しい作家」扱いで反省薄く 第三者による徹底調査へ | The Audience
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日テレ『セクシー田中さん』問題 ようやく報告書を公表も芦原妃名子さんを「難しい作家」扱いで反省薄く 第三者による徹底調査へ

日テレ『セクシー田中さん』問題 ようやく報告書を公表も芦原妃名子さんを「難しい作家」扱いで反省薄く 第三者による徹底調査へ
『セクシー田中さん』

 日本テレビが31日、公式サイトを更新し、昨年10月期の同局系ドラマ『セクシー田中さん』の原作者で漫画家・芦原妃名子さんの急逝に関連して設置した社内特別調査チームの調査結果を報告した。

 全97ページに及ぶ報告書では、芦原さんが脚本家に不信感を抱き、降板を要求。9~10話の脚本を自らが書き、脚本家が「脚本協力」で自身の名前をクレジットで入れるよう求めたことも拒否した対立構造などが示された。

 報告書では、実に3度も芦原さんのことを「難しい作家」と表現。「芦原さんの人柄や姿勢に問題があった」という日本テレビサイドの考えが透けて見えた。
 
 日本テレビ社内が主導する形での調査では、一般の視聴者が納得できるような客観的視点での調査は行えないことを如実に物語っていた。
 
 自ら膿を出し切れないことが露見した以上、第三者による調査を受け入れる必要があるだろう。
 
(文/永野正道)