28日、バンテリンドームで行われた中日対西武の交流戦開幕戦は、中日が3-0で快勝。
中日は連勝を3に伸ばし、西武の連勝は2で止まった。
これが初陣となった西武・渡辺久信監督代行は、連勝の勢いをもたらした滝澤夏央、平沼翔太といった選手をスタメン外。代わりに守備に不安のあるコルデロ、佐藤龍世をスタメン起用するという謎采配。
相手先発が高橋宏斗、自チームの先発も今井達也ということで、ロースコアの展開になる可能性が高い中、意味不明な采配により、何の見せ場もなく敗れただけでなく、コルデロのまずい守備によって点を許すという、あまりにもチグハグな結果だった。
2008年にはリーグ制覇、日本一を手にした渡辺監督代行だが、すでにその手腕やセンスはかなり錆びついているのかもしれない。
(文/千川ちひろ)