26日のオリックス戦後に松井稼頭央監督の休養、渡辺久信GMが監督代行を兼務することを発表した西武ライオンズ。
チーム内外に激震を起こした電撃発表だったが、西武の若手にとっては「方針変更により自分が1軍に昇格できるチャンスあり」と感じられるものだったのだろうか。
この発表以降では初の対外試合となった、28日にCAR3219フィールドで行われた日本ハムとの2軍戦では、モンテル、長谷川信哉といった若手外野手がいずれも3安打2盗塁をマークするなど、16安打で15得点。
投げても上間永遠、赤上優人の2人で完封リレーを見せた。
「この戦力では誰が監督をやっても同じ」「松井監督が悪かったわけじゃない」といった声が、ファンや専門家から数多く聞こえてきているが、選手たちはそんな声を跳ね返しての躍進を本気で目指しているようだ。
(文/千川ちひろ)