28日、プロ野球(NPB)の「日本生命セ・パ交流戦 2024」がセ・リーグの各本拠地で開幕する。
甲子園球場で行われる阪神対日本ハムの一戦は、昨年のセ・リーグ新人王&MVPの阪神・村上頌樹投手と、パ・リーグ2位と好調のチームをエースとして支える日本ハム・山崎福也の先発が予告されている。
山崎投手と言えば、その打力の高さも注目ポイント。
昨年まで所属したオリックスバファローズ、現在の日本ハムと、いずれもDH制を採用するパ・リーグということで普段は打席に立つ機会がないが、昨年までのプロ9年間でトータル22打数6安打の打率.273。
昨年の交流戦では5打数2安打の打率.400と、打者・山崎福也はセ・リーグの投手たちに脅威を与える存在なのである。
日本ハムの新庄剛志監督は27日、自身のインスタグラムを更新し「明日から楽しみにしてた交流戦 特に僕を育ててくれたタイガースと甲子園で監督として戦える幸せ もうたまらん」と交流戦が楽しみで仕方ない胸の内を明かした。
そのうえで「福也君が4打数4安打打ってくれるでしょ〜」と山崎への期待を口にし、「何番打たせようかな」と、8~9番という一般的な投手の打順ではなく、上位打線での起用の可能性に含みを持たせた。
(文/公文裕介)