21日、ベルーナドームで行われた西武対ロッテの一戦は、ロッテが5-3で勝利した。
ロッテは連勝を4に、西武は連敗を6に、それぞれ伸ばした。西武はこれで、今シーズンのロッテ戦を7戦全敗とした。
西武は、試合前の時点で3勝0敗、防御率1.47と、エースとしての力を存分に発揮してきた今井達也を先発マウンドに送るも、不運な当たりのヒットなどもあり、まさかの初回5失点。
打線は11安打を放ったものの、3併殺を記録するなど、戦略上の工夫がみられず、3回、6回、7回に1点ずつを取って抵抗するのが精一杯だった。
この日も目に付いたのが、松井稼頭央監督の謎采配の数々。
17日に1軍登録した滝澤夏央は、スタメンはおろか途中出場もさせず、これで4試合連続で出場機会ゼロ。
最終回は、打率.276の古賀悠斗に、打率.131の若林楽人を代打として送り、あえなく空振り三振。若林の打席を含め、2点ビハインドの9回という絶体絶命のピンチに、たびたび笑顔を見せた。
松井監督に対しては「早く辞めて」「怖い」「意味不明」など、悲鳴と批判の声が多数上がっている。
(文/千川ちひろ)