19日、みずほPayPayドーム福岡で行われたソフトバンクと西武の一戦は、ソフトバンクが2-1で逆転サヨナラ勝利。
ソフトバンクは連勝を4に、西武は連敗を5に伸ばし今シーズンの借金最多を更新し14とした。
西武は、初回に蛭間拓哉がタイムリーヒットを打ち幸先よく先制。以降は追加点が奪えない展開となったものの、昨秋のドラフト1位ルーキーで、すでに今井達也とともにエースと評する声も多い武内夏暉が快投を披露。ソフトバンク打線を相手に、時に小気味よく、時に粘り強く投げ、8回を98球無失点。
9回、完封を目指しマウンドに上がった武内だったが、先頭の周東佑京にライトへヒットを打たれ出塁を許すと、一塁への牽制時にアクシデント発生。故障など何らかのトラブルがあったようで、治療のために下がったベンチから戻って来ず。
ここで、松井稼頭央監督は抑えのアブレイユにスイッチ。アブレイユは無死二塁から一死こそ取ったものの、柳田悠岐と近藤健介にタイムリーヒットを打たれ、サヨナラ負けを喫した。
選手を叱咤激励するでもなく、いつもどおりのニコニコ笑顔とギラギラ目つきだった松井監督に対しては、「一刻も早く休養発表してくれ」「休養・辞任、待ったなしやろ」「松井監督には全くプランも覇気も感じられない。さっさと辞めてくれ」など、身を引く決断を求める声が多数上がっている。
(文/千川ちひろ)