18日、みずほPayPayドーム福岡で行われたソフトバンクと西武の一戦は、ソフトバンクが3-2で逆転勝利。
ソフトバンクは連勝を3に、西武は連敗を4に伸ばした。
ソフトバンクは初回に山川穂高の内野ゴロの間に1点を先制。直後の2回表、先発・大津亮介が若林楽人に2点ホームランを被弾し逆転を許してしまう。
しかし、1-2で迎えた8回裏、一死一塁の場面で、近藤健介が値千金の逆転2点ホームランをライトスタンドに叩き込み、最終回は抑えのオスナが締めた。
西武は9試合終了時点では6勝3敗で首位タイに立っていたが、これで今シーズンの成績は13勝26敗の借金13で最下位を独走中。
首位ソフトバンクとのゲーム差は14.5に広がり、5月中旬、まだ100試合以上を残す状況で、早くも自力優勝の可能性が消滅した。
勝てないだけでなく、謎采配を連日のように披露。急遽の監督就任ではなく、2軍監督、1軍ヘッドコーチを歴任するなど、若い力の育成期間を十分に与えられながら、期待がもてる選手をまともに育成できていないこともあり、松井稼頭央監督には「早く休養しろ」「松井稼頭央、実質辞任の休養発表はよ」「ここまでチームの覇気を失わせたんだから、さっさと消えてくれ」など、厳しい声が殺到。休養待望論が過熱している状況にある。
カード途中ということで18日中の発表の可能性は低いが、19日の試合後、あるいは20日中にも休養発表があるかもしれない。
(文/千川ちひろ)