今年2月に中央競馬(JRA)の騎手を引退した藤井勘一郎さんが13日、自身のX(旧Twitter)を更新。
4月20日の福島11R・福島牝馬S(G3)で、ライトクオンタムに騎乗し落馬。頭部負傷と発表され、その後「くも膜下出血」を発症していたことが伝えられていた吉田隼人騎手との2ショット写真を公開した。
今回の投稿は、吉田騎手の「元気な姿を見せたいので」との要望に応えてのものだという。
藤井さんも、入院中の吉田騎手に会うまでは「情報が少なかったので心配していた」ようだが、「同期の津村騎手がG1を勝ったこと、などお母様も一緒に笑いも交えながら30分以上話していました」と、しっかり会話ができるレベルに回復していることを伝えた。
吉田隼人騎手は、川田将雅騎手や藤岡佑介騎手、丹内祐次騎手、そして12日のヴィクトリアマイルで、デビュー21年目にして初G1制覇を成し遂げた津村明秀騎手らと同期。
同期の活躍を刺激に、吉田騎手が再び競馬場で元気な姿を見せてくれることを楽しみに待ちたい。
(文/豊田武志)