俳優の生田斗真さんが7日、インスタグラムの質問箱に寄せられた「今日で妊娠9ヶ月です 出産こわいよー」との相談に対し「旦那様に無痛おねだりするか」とコメント。これをストーリーズで公開。
「“がんばって”とか“応援してます”とかのエールを求めてる人に、出産方法を持ち出し、おまけにそれの決定権が男にあると思ってるのが見えて、完全にドン引き」「旦那様って言い方も、おねだりって言い方も、男尊女卑、女性蔑視の典型で、あぁやっぱりジャニーズで育つとこうなるんだって感じてキモい」など、批判の声が殺到した。
批判を受け、生田さんはストーリーズを再び更新し「僕の発言で傷つけてしまった方がいるようです。 ごめんなさい。 費用はかかってしまうけど恐怖心を緩和するためにも、一つの大切な選択だと勉強をしていたので それをご家族で話し合われる事もいいのではないか とお伝えしたかったのだけど 言葉足らずでした。 というか変な伝え方をしました。 以後気をつけます! 質問くれた方も本当にごめんね!応援しているからね!」と謝罪文を投稿。
だが、これも、「謝罪ポイントを理解してない」「ズレてる」などと、かえって炎上を拡大する結果に。
そんな炎上騒動について、「ピンズバNEWS」(双葉社)が記事を出した。
記事のタイトルが《生田斗真「妊婦へのコメント」の謝罪騒動が他の芸能人へも飛び火 “バコプロ”平野紫耀へも厳しい声が》となっているほか、文中でも平野さんがインスタグラムの質問箱を使って一部ファンから批判的な声を集めたと書かれている。
まるで、平野さんが、今回の生田さんと遜色ないレベルの失言をしたかのような印象を受ける仕様になっているのだが、平野さんの場合は、ごく一部から「いちゃもん」「難癖」をつけられている状況であり、妊婦に対する偏見や女性蔑視的な姿勢を見せたことは1度もない。
そして、この記事の極めつけは、最終的に、旧ジャニーズ事務所(現・SMILE-UP.およびSTARTO ENTERTAINMENT)のアイドルグループtimelesz(旧・Sexy Zone)の菊池風磨さんの質問箱は絶賛されているという論調で書かれていることにある。
菊池さんの質問箱に対しても、しっかりと賛否両論がある。ただ、今回の生田さんのような失言は見当たらないというのが実情。
辞めジャニにはサゲ記事、現ジャニには忖度アゲ記事。こんなばかばかしい執筆活動が、今なお続いている。
(文/福田優太郎)