俳優の生田斗真さんが、ズレまくりな感性と発言で大炎上している。
生田さんは7日、インスタグラムの質問箱に寄せられた「今日で妊娠9ヶ月です 出産こわいよー」との相談に対し「旦那様に無痛おねだりするか」とコメント。これをストーリーズで公開。
「出産の不安に対し、唐突に無痛分娩の提案をする時点でデリカシーがない」「“がんばって”とか“応援してます”とかを求めてる人に、出産方法を持ち出し、おまけにそれの決定権が男にあると思ってるのが見えて、完全にドン引き」「旦那様って言い方も、おねだりって言い方も、男尊女卑、女性蔑視の典型で、あぁやっぱりジャニーズで育つとこうなるんだって感じてキモい」など、批判の声が殺到した。
批判を受け、生田さんはストーリーズを再び更新し「僕の発言で傷つけてしまった方がいるようです。 ごめんなさい。 費用はかかってしまうけど恐怖心を緩和するためにも、一つの大切な選択だと勉強をしていたので それをご家族で話し合われる事もいいのではないか とお伝えしたかったのだけど 言葉足らずでした。 というか変な伝え方をしました。 以後気をつけます! 質問くれた方も本当にごめんね!応援しているからね!」と謝罪文を投稿。
だが、これも、「傷つけた方がいる“ようで”って言い方が、すでに被害者ヅラしているように感じる。それに、結局、中途半端な説明しかできてなくて、今回、なんで炎上してるのか、その本質を理解してないでしょ生田斗真」「出産への不安=痛みに関するもの、この発想がまずずれてて、女性の身体に関することさえも決定権は男にある、そう考えていることが滲み出ていることがずれてるって言われてるのに、何も分かってないよね?」など、かえって炎上を拡大する結果に。
生田さんは、2013年2月、主演映画『脳男』の初日舞台挨拶の際、「(二階堂ふみさんの)首を絞めるシーンがあったのですが、監督から『もうちょっと絞めて』と言われて。そうしたら、ふみちゃんがバタンッて落ちちゃって。17歳の少女を落としてしまったとトラウマになった」と発言。
直後に二階堂さんが「ふわっと行きましたね。未知なる体験でした。みんな死ねって思っていました。役作りとして、病的にやせてほしいとも言われて。『早く終われ、この現場』と思っていました」とコメントし、会場は笑いに包まれていたようだが、生田さん以上に二階堂さんにとって強烈なトラウマになる事故と言ってもいい問題。
もちろん、監督からの指示があってやったことのため、責任の多くは監督にあるだろうが、生田さんにも二階堂さんを危険な状態にした一定の責任はあるだろう。
それにもかかわらず、責任よりも自身のトラウマをアピールし被害者ヅラしていたわけである。
このときから、今回の発言まで、生田さんの考え方はズレたまま10年以上の時を経てしまっているようだ。
(文/大野ルナ)