25日の「週刊女性PRIME」(主婦と生活社)が、平野紫耀さん、神宮寺勇太さん、岸優太の3人によるダンス&ボーカルグループ「Number_i」について、名誉毀損とも言える記事を出した。
タイトルは“「盛り上がってるのは日本人だけ」Number_i、世界最高峰の野外フェス出演に賛否”となっており、15日(現地時間14日)に米カリフォルニア州インディオで開かれた世界最大級の野外音楽フェス「コーチェラ・フェスティバル(Coachella Valley Music and Arts Festival)」の特別ステージに出演した彼らのパフォーマンスが、日本人以外にはほとんど評価されていないというテイで書かれている。
しかし、実際には、Number_iの圧巻のパフォーマンスは高く評価され、アメリカのiTunes音楽ランキングの「ヒップホップ部門(Hip Hop Chart Top Rap Songs)」で、「GOAT」が1位を獲得。
マイケル・ジャクソンさんや、セリーヌ・ディオンさん、マライア・キャリーさん、マドンナさん、ビヨンセさん、エミネムさん、レディー・ガガさんらが歴代受賞者として名を連ねる、国際音楽賞のワールド・ミュージック・アワード(World Music Awards)が、公式X(旧Twitter)で「日本のスーパースターグループ#Number_iの「GOAT」は、コーチェラでの中国のスーパースター#JacksonWangとの素晴らしいパフォーマンスにより、iTunes Store US でラップソングの 1 位を獲得しました!」とも伝えた。
賛否、とするのであれば、否を強烈に印象づけるタイトルにするのは邪道であろう。アンチが食いつき、一時的なアクセス稼ぎにはなるのかもしれないが、大手メディアが将来的な信用を度外視して、小銭稼ぎに勤しむのはいかがなものだろうか。
あちらもこちらも、相変わらず誰かに忖度した印象操作記事が乱立。繰り返しになるが、いい加減、そんなみっともないことはやめてもらいたい。
(文/福田優太郎)