プロボクシング日本ライトフライ級の4代目ユース王者で、18日に予定されていた王座初防衛戦を2日前にした16日に棄権を発表、翌17日に急逝したことが伝えられた、プロボクサー・坂間叶夢さん。
実父でセコンドを務めていた一平さんは18日、X(旧Twitter)で叶夢さんについて「出場しようと最後までどんなボクサーより頑張りました」「試合をキャンセルした自分を許せなかったんだと思います」と明かしていた。
一平さんは19日夜にあらためてXを更新。防衛戦へ向けての調整段階で起こった出来事に言及。
「坂間叶夢の試合前の調整は2月の白浜合宿前まで期間は短いですが調整をしっかりしていつもの調整と変わらない所まできていました。白浜合宿にて年下の叶夢は試合前にも関わらず、断れない叶夢も悪いですがお好み焼きを食え食えと沢山食べさせられ。一月の調整が台無しになりました」と、減量中に食事を強要され調整が台無しになったことを明かしつつ、悲痛な想いを吐露した。
(文/樋口健太郎)