33年以上という長きに渡り放送されている長寿アニメ『ちびまる子ちゃん』(フジテレビ系)で、“まる子”の愛称で親しまれている主人公・さくらももこの声を、1990年の放送開始以来務めてきたTARAKOさんが急逝したことが8日、分かった。63歳だった。
死因は明らかになっていないが、遺族から報告を受けたフジテレビ関係者は「TARAKOさんは今年に入って体調を崩した」と話している。
この日、『ドラゴンボール』『ドラゴンクエスト』などを手掛けた鳥山明さんが急性硬膜下血腫により急逝していたことが分かったばかりだった。
漫画やアニメのファンからは、「まるちゃんまで…あたしゃやだよ」「ナメック星のドラゴンボールで、鳥山明さんもTARAKOさんも生き返らせてほしい」といった故人を惜しむ声が多数上がっている。
(文/桜田秀道)