フランスのプロサッカーチーム、スタッド・ランスに所属する伊東純也選手らによる性加害疑惑の問題で、伊東選手側が女性側の虚偽の告訴で損害を受けたとして約2億円の賠償を求めて19日、大阪地裁に訴状を提出し受理された。
訴状には「当日の試合(日本代表戦)で“腰をケガ”したうえ、“股関節の肉離れ”が生じ、通常の歩行も容易でなかった。したがって、性行為は客観的にも到底不可能な状況だった」などの主張が記されているという。
これを受け、伊東選手を支持する人たちからは「腰をやってるだけでも相当キツイのに、肉離れまでしてたらそりゃセックスは無理よ」「これはかなり有利な証拠になるな」「これは完全に女性側がアウトですね」といった声が上がっている。
また、事実として、女性たちと会う数時間前に行われたペルー代表との親善試合で、伊東選手がジャンプした後に背中から地面に落ちる場面が映像として残っている。
ただ、その一方で、女性たちとホテルの部屋で過ごしたほんの数時間後、伊東選手は今年1月に放送された『夢対決2024 とんねるずのスポーツ王は俺だ!!』の収録に参加。元気に、PK対決でプレーする様子が映し出されており、多くの視聴者がその姿を目撃している。
伊東選手の弁護士の主張にもとづくと、歩行も困難な状況からわずか数時間で、伊東選手はケガを押してテレビ番組に出演していたことになる。なんという超人っぷり、なんというテレビ出演欲だろうか。
(文/中牟田晃)