SMILE-UP.(旧ジャニーズ事務所)のアイドルグループ「なにわ男子」の道枝駿佑さんが主演、板垣李光人さん、吉川愛さん、泉澤祐希さん、横田真悠さん、江口洋介さんらが共演の連続ドラマ『マルス-ゼロの革命-』(テレビ朝日系、火曜21時~)第3話が6日、放送された。
同話の視聴率(TVALnow調べ、関東地区)は、放送スタートの瞬間からすでに3.5%と非常に低い数字を記録。8分後に2.9%と3%すらも割り込むと、その後も40分間、2.9~3.3%の間で推移。ラスト3分間こそ、3.5%、3.7%、4.4%と尻上がりに数字を伸ばしたものの、約1時間の平均視聴率は3.1~3.2%あたり。
第1話では、TVAL調べで4.4~4.5%だったのに対し、ビデオリサーチ調べでは5.7%。第2話では、TVAL調べで3.7~3.8%だったのに対し、ビデオリサーチ調べでは4.5%。
以上を考えると、第3話のビデオリサーチ調べによる世帯視聴率は、3.8%前後といったところで、4%割れの可能性が濃厚。
テレビ朝日系の火曜21時枠は、1987年2月にいったんドラマ枠としての役割を終了。35年以上のブランクを経て、2022年10月から再びドラマ枠へ。
以来、これまでに6本のドラマが放送されているが、これまでの単話ワースト視聴率は、昨年4月期の高畑充希さんと田中圭さんがダブル主演した『unknown』第5話の5.2%だった。
しかし、『マルス』は第2話でこれを更新する4.5%を記録してしまっており、第3話ではさらに更新してしまうことが確実。
また、コア視聴率も振るっておらず、TVerお気に入り登録者数も今期ドラマの12位と低調。
放送を重ねるほどに、不名誉記録を樹立し続けてしまう状況を踏まえると、『マルス』は早期打ち切りが現実的に議論されることになるのではないだろうか。
(文/中山ひとみ)