4日、『だれかtoなかい』(フジテレビ系、日曜21時~)が初放送を迎えた。
同番組は、もともとお笑いコンビ・ダウンタウンの松本人志さんと、中居正広さんのダブルMCによる『まつもtoなかい』として放送されてきた。
しかし、松本さんが性加害疑惑を報じた「週刊文春」(文藝春秋)との法廷闘争に専念するため休養を発表。これに伴って、空位となった中居さんのパートナーMCを完全には固定しない形を採用。
番組名を『だれかtoなかい』に改称し、4日の放送からしばらくは、中居さんの単独MC形式で放送した1月28日回にゲストとして出演した二宮和也さんがMCを務めることが、併せて発表されていた。
4日の放送では、ゲストに俳優のムロツヨシさんと、お笑いコンビ・サンドウィッチマンの伊達みきおさんと富澤たけしさんを迎えた。
同放送の視聴率(TVALnow調べ、関東地区)は、放送スタート時の21時00分こそ4.7%だったものの、1分後には5.1%に上昇。さらに、21時11分には6%台に到達。21時20~39分の間は再び5%後半に下落したが、21時40分に6%台に再浮上すると、以降は右肩上がりに数字を上げていき、放送終了直前の21時53分には6.8%を記録した。平均すると6.0~6.1%だった。
TVALよりもビデオリサーチの方が1割前後は高く出ることが多いことを考慮すると、5日に発表されるビデオリサーチ調べによる関東地区の世帯平均視聴率は、6.5~7.0%あたりを記録するのではないだろうか。
中居さんの単独MC回となった、1月28日の世帯7.2%には届かない可能性が高いものの、松本さんの最終出演回となった21日放送の世帯5.4%、21日放送を含めた松本さんのラスト4回出演の平均である世帯4.6%には完勝しているに違いない。
(文/中山ひとみ)