吉高由里子さんが紫式部役で主演、柄本佑さん、井浦新さん、玉置玲央さん、段田安則さん、吉田羊さん、岸谷五朗さん、高杉真宙さんらが共演の大河ドラマ『光る君へ』(NHK)第3話が、21日、放送された。
同話の視聴率(ビデオリサーチ調べ、関東地区)は、世帯平均で12.4%、個人平均で7.3%だったことが22日、分かった。
『光る君へ』のここまでの視聴率は、世帯で12.7%、12.0%、個人で7.5%、7.1%と推移していた。
「第1話では、裏番組の『芸能人格付けチェック!2024お正月スペシャル』(ABCテレビ・テレビ朝日系)が世帯平均視聴率20.7%という驚異的な視聴率を稼ぎ、この煽りを受ける形で『光る君へ』は史上ワーストの大河初回視聴率を余儀なくされたものとみられていました。
したがって、第2話では当然に視聴率が上昇するものと期待されていたんですが、残念ながら世帯で0.7ポイントもの下落をする結果となりました。
このままズルズルと右肩下がりの推移になるかとの懸念もありましたが、第3話では見事に0.4ポイント上げてみせましたね。
まだまだ長い大河ドラマの3話が終わった段階ではありますが、全話平均は12.37%。
前クールの松本潤さん主演大河『どうする家康』の全話平均は11.2%でしたから、数字の取りづらい平安時代を描いた『光る君へ』が、数字の取りやすい戦国時代を描いた『どうする家康』を上回る可能性は十分にありそうですよ」(ドラマアナリスト)
『光る君へ』はこの調子で『どうする家康』を上回れるか、引き続き注目していきたい。
(文/スコッティ角筈)
~ライター略歴~
長崎県出身
本人曰く「ヲタク」として生きていくためにライター稼業を始めたという
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