昨年7月にこの世を去った俳優・三浦春馬さんの、最後の主演映画『天外者』(配給:ギグリーボックス)が幾度となく見せている「再上映」という異例の動き。
その「再上映」のパイオニアである《渋谷HUMAXシネマ》。
まずは、昨年12月11日の封切りから12月24日までの2週間に渡り最初の上映が行われた。
そして、『天外者』の大ヒットを受け、1月15日から1月28日までの2週間に渡り再上映が行われた。
そんな渋谷HUMAXシネマが……。
さすがはパイオニアらしい動き
「4月2日から4月8日の1週間に渡り「再々上映」を実施することを決めたと22日に発表しましたね。
初回上映時、再上映時と同じようにスタンディパネルや劇中写真などの装飾、『天外者』の主人公である薩摩藩出身の偉人・五代友厚にちなんだ“さつまラテ”の販売など、様々な企画を準備中とのことです。
全国でいくつかの劇場が『天外者』の再上映を実施した、あるいは今も実施中ですが、日本中で最初に『天外者』を再上映したのは、渋谷HUMAXシネマさんですからね。
『再々上映』もやはり日本中で最初で、さすがはパイオニアらしい動きと言えるのではないでしょうか」(メディア記者)
渋谷HUMAXシネマのこうした動きや決断力が、全国の劇場が『天外者』の「追加上映」「上映期間延長」「再上映」を決定する後押しとなり、ますます『天外者』の一大ムーヴメントを大きく大きくしていくような気がする。
今後の『天外者』の進む道、渋谷HUMAXシネマの動きにあらためて熱い視線を送りたい。
(文/西野麻衣)