今オフにFAで西武からソフトバンクへ移籍した山川穂高選手の“人的補償”候補として渦中の人となっている和田毅投手。
和田投手が、人的補償をめぐる一連の騒動以降初めて、同騒動について言及した。
西日本スポーツの取材に対し、和田投手は「いろいろな報道や記事が出ているみたいですけど、自分としてはこの件には触れたくない思いと、考えたくないというのが一番の自分の思い」と語ったという。
一部報道によると、和田投手は人的補償で西武から指名をされたことを知った際、ソフトバンクのフロントに対し「(移籍させられるくらいなら)引退します」とこれを拒否。その結果、プロテクトされていた甲斐野央投手が代わりに西武へ人的補償で移籍することに決まったとされている。
つまり、甲斐野投手が和田投手のわがままにより犠牲になったと言われている状況。
そんな中での「触れたくない」「考えたくない」発言ということで、SNSなどでは和田投手に対し「さすがにこのコメントはありえない」「甲斐野央のことは他人事かよ」「もっと大人な対応ができると思ったら、めちゃめちゃ子どもじみててダサい」「こんな感じなら、どうせ今季限りだろうし、さっさと辞めてたら良かった」など、批判的な声がいくつも上がっている。
(文/中牟田晃)