SMILE-UP.(旧ジャニーズ事務所)のアイドルグループ、キンプリことKing&Princeが、オリコン年間ランキングのアーティスト別セールス部門のトータルランキングで初の年間1位に輝いた。
年間売り上げは218億6000万円で、2019年の嵐以来、4年ぶりに200億円超を記録した。
この快挙を、オリコンはもちろんのことスポーツ各紙、そして民放各局の情報番組が一斉に報じているのだが、現在はNumber_iとして活動する、平野紫耀さん、神宮寺勇太さん、岸優太さんが、今年5月にキンプリを脱退すると昨年11月に発表したことで、ファンによる推し活が活性化されたこと、集計期間(2022年12月12日~2023年12月10日)の前半は脱退ブーストによるところが非常に大きかったことを故意に隠そうという意図がハッキリ見えた。
平野さん、神宮寺さん、岸さんの名前を挙げるメディアは皆無。20日午前の情報番組に至っては、まるで永瀬廉さんと高橋海人さんの2人体制になってからが売上の大半を占めるかのごとく、2人がパフォーマンスする様子の映像だけを流し、5人体制時代の映像は一切流さなかった。
ジャニーズからSMILE-UP.へと社名が変わろうとも、STARTO ENTERTAINMENTの設立を発表しようとも、忖度や印象操作は変わらず続いている。
(文/福田優太郎)