1日に全国337館規模で公開スタートとなった、旧ジャニーズ事務所(現・SMILE-UP.)のアイドルグループ「KAT-TUN」の亀梨和也さんが主演する映画『怪物の木こり』(配給:ワーナー・ブラザース映画、監督:三池崇史さん)。
菜々緒さん、吉岡里帆さん、染谷将太さん、中村獅童さん、渋川清彦さんら豪華共演陣を揃え、必勝を期したはずだったが…。
公開3日間の興行収入は1億1522万7110円で、かろうじて9月8日に公開されたWEST.(公開当時はジャニーズWEST)の重岡大毅さんが主演、橋本環奈さんらが共演の『禁じられた遊び』(配給:東映、監督:中田秀夫さん)の1億1093万2430円を上回ったものの、初登場ランキングは7位。
これは『禁じられた遊び』や、櫻井翔さんと広瀬すずさんがダブル主演した『映画 ネメシス 黄金螺旋の謎』(配給:ワーナー・ブラザース映画、監督:入江悠さん)など、300館以上という大規模公開ながら酷評された今年公開の旧ジャニーズ主演映画のいずれをも下回るワースト順位。
300館以上の公開規模であれば必達目標と言われている、10億円の興行収入達成は望むべくもなく、『怪物の木こり』は悲惨な結果を生みそうだ。
(文/中山ひとみ)