東京シティ競馬(TCK)が5日、同日に予定していた大井競馬場での開催を中止することを発表した。
公式X(旧Twitter)で「電気系統のトラブルの影響により、本日の開催を取り止めといたします。お客様ならびに関係者の皆様にはご迷惑をおかけし申し訳ございません。現在、明日の開催に向けて復旧に努めておりますので、何卒ご理解賜りますようお願い申し上げます」と、開門のわずか12分前となる13時38分に発表。
その後、公式サイトでも「電気系統のトラブルの影響により、本日(12/5)の開催を取り止めといたします。なお、取り止めとなった本日の全競走の勝馬投票券は返還の対象となります」と発表した。
地方競馬では、11月19日に金沢競馬の第8Rのレース中に場内の照明が消えるアクシデントが発生。当該レースが競走不成立となったほか、3人の騎手が落馬し、転倒した競走馬のうち1頭が安楽死となるなど重大な事故となっていた。
今回の大井競馬開催中止については「金沢競馬の二の舞を防ぐ賢明な判断」など、理解を示す声が多い。
(文/豊田武志)