昨年7月に急逝し、間もなく7ヶ月が経過する俳優の三浦春馬さん。
現在、最後の主演映画『天外者』が絶賛ロングラン中だが、今もなお悲しみの只中にいるファンも多い。
そんな三浦さんについて、14日の「FRIDAYデジタル」が“なりすまし、遺産問題…三浦春馬さん 今なお続く「悲しき事態」”との見出しで、これまでに報じられてきた三浦さんに関する情報を中心とした記事を配信した。
この中で、今なお叫ばれ続けている三浦さんの「他殺説」について「多くのファンは“検死”と“検視”を混同しているように思いますね。検死は事件性も含めて遺体解剖含めて調べることですが、検視は読んで字のごとく、目視で表面的な外傷などを調べることをいいます。三浦さんの場合は後者。事件性は考えらず、自死であると断定できる状況だったのです」とスポーツ紙記者の言葉を引用する形で、明確に否定しているのだが……。
三浦さんをめぐる報道は今後も続々と
「『“検視”で良いと判断した当初の捜査関係者の判断が間違っていた可能性は?』と指摘する声がありますね。
また、こうした疑問を抱いてしまう理由として『アミューズが発表した三浦さん死亡当日の時系列の不可解さ』『過剰労働の疑問に対しアミューズが無回答であること』を挙げる声は非常に多いです。
過剰な憶測やデマの類は一時期に比べるとやや沈静化していた印象もありますが、こうして三浦さんに関連する報道が出るたびに再燃し続けています。
現在、三浦さんの主演映画『天外者』が公開されていますし、3月には新田真剣佑さんと共演している『ブレイブ -群青戦記-』が公開されます。また、3月には“創出版”さんから『三浦春馬 死を超えて生きる人』という書籍も出版されます。
三浦さんをめぐる報道は今後も続々と出てくるはずですから、そのたびにこうしたアミューズに対する疑問の声は噴出し続けるのではないかと思いますよ」(メディア記者)
「黙して語らず」の姿勢では、一向に過剰な憶測やデマの類は収まりそうにない。
また、それらが本当に「憶測やデマなのか?」という新たな疑問も生まれてきているように見受けられる。
やはり、アミューズが三浦さんに関して、知っていることと知らないことを会見などで明確にした方が良いのではないかと思えるのだが、果たして……。
(文/窪田翔吾)