詐欺や悪質なマルチ商法の撲滅を掲げ活動しているYouTuber“新宿109KENZO”。
約77万人のチャンネル登録者を抱えるKENZOさんは20日、同日に覚醒剤や痴漢の撲滅を目指していた私人逮捕系YouTuber『ガッツch』の中島蓮こと今野蓮容疑者と奥村路丈容疑者が、覚醒剤所持の教唆疑いで逮捕されたことを受け、X(旧Twitter)にこう綴っていた。
「そろそろ中島さんの後を追います。『肉を切らせて骨を断つ』とは言ってきたけど、詐欺師が1番喜ぶ世界になるのが無念…。新宿109KENZOはここで終わりですね。ありがとうございました」
引退を示唆する投稿にはファンなどから「行き過ぎた私人逮捕とKENZOさんは違います」「無理はしてほしくないですけど、可能なら続けてほしい」など、エールの声が数多く寄せられていた。
KENZOさんは21日、あらためてXを更新。「一晩考えたけど、元々逮捕覚悟で詐欺撲滅活動してたのを忘れてた。それにやっぱり詐欺師は許せないし、KENZO引退で安堵してる詐欺師を想像するとムカついてきました。最後なら最後で、もがけるだけ活動を続けたいと思います。逮捕される時は詐欺師の顔面プリントTシャツでも着て、せめて一緒に報道されるように一矢報いたいと思います。心配かけてすみませんでした。あと少しだけ、詐欺撲滅活動は続きます。詐欺師の皆さん、引き続きどうぞ宜しくお願い致します」と投稿。
前日の発言を撤回し、活動継続の決意を表明した。
(文/森八郎)