東山紀之、井ノ原快彦「職務怠慢」SMILE-UP.の公式サイトTOPに誹謗中傷への注意喚起いまだナシ…当事者の会メンバー自殺報道から間もなく1週間 | The Audience
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東山紀之、井ノ原快彦「職務怠慢」SMILE-UP.の公式サイトTOPに誹謗中傷への注意喚起いまだナシ…当事者の会メンバー自殺報道から間もなく1週間

東山紀之、井ノ原快彦「職務怠慢」SMILE-UP.の公式サイトTOPに誹謗中傷への注意喚起いまだナシ…当事者の会メンバー自殺報道から間もなく1週間
SMILE-UP.の東山紀之社長と井ノ原快彦副社長

 被害者の補償と救済に専念する。あの宣言は何だったのだろうか――。

 創業者で元社長・ジャニー喜多川さんの性加害問題を受け、旧ジャニーズ事務所は現在のSMILE-UP.へと社名を変更。
 
 タレントの活動についてはエージェント会社を新設し、SMILE-UP.はタレント活動については一切関与しない、被害者の補償と救済に専念するという話だったはず。
 
 移行期間のうちは、タレント活動についても最低限の範囲だけ、SMILE-UP.も一枚噛む。それは仕方ないことだが、肝心の補償と救済が全くと言っていいほど機能していないではないか。
 
 その結果、「ジャニーズ性加害問題当事者の会」に所属していた40代後半の男性が、誹謗中傷と旧ジャニーズの数ヶ月にわたる対応遅滞により10月中旬に自ら命を絶つという悲しい事案が発生。
 
 これが報じられたのは14日早朝のことだったが、SMILE-UP.は公式サイトのTOPにある「お知らせ」に、この事案についての報告や誹謗中傷への注意喚起を一切行っていない。
 
 唯一変化があったのは、「被害補償特設サイト」という、被害者が閲覧するための別ページの中に「SNSなどを通じて被害にあわれた方やご家族等に対する誹謗中傷が行われております。そのような不当な行為は絶対に止めていただきますよう切にお願い申し上げます」という文言が追加された点。
 
 被害に遭った方々に「誹謗中傷をやめなさい」と注意喚起して何になると言うのだろうか。
 
 このところは、エージェント会社の社長に、俳優ののん(旧芸名:能年玲奈)さんのエージェントを担当している福田淳さんが就任したことが、やたらと報じられているが、今もなお、SMILE-UP.は社長が東山紀之さんで、副社長が井ノ原快彦さん。
 
 つまり、SMILE-UP.公式サイトの対応の杜撰さ、遅さの責任は東山さんと井ノ原さんにこそある。
 
 自身のタレント活動は後回しにしてでも、一刻も早く、被害者に対する誹謗中傷をやめるよう、SMILE-UP.の公式サイトTOPで呼びかけるべきだ。
 
 すでに、当事者の会メンバー自殺の報道からは5日以上が経過しており、間もなく1週間が経とうとしている。
 
 いくら何でも、東山さんと井ノ原さんは職務怠慢が過ぎるのではないだろうか。
 
(文/大野ルナ)