ムロツヨシさん主演、平手友梨奈さんがヒロイン役、戸田恵子さん、松尾諭さん、村川絵梨さん、酒向芳さん、日向亘さん、吉瀬美智子さん、江口のりこさんらが共演の連続ドラマ『うちの弁護士は手がかかる』(フジテレビ系、金曜21時~)第5話が10日、放送された。
同話の視聴率(ビデオリサーチ調べ、関東地区)は、世帯平均で5.9%、個人平均で3.5%だったことが13日、分かった。
『うちの弁護士は手がかかる』の視聴率はここまで、世帯で6.9%、6.6%、7.0%、7.1%、個人で3.9%、3.9%、4.0%、4.4%と推移していた。
「前話の第4話では世帯・個人ともに番組最高の視聴率を記録していたんですけどね。
そこから、世帯では1.2ポイント、個人でも0.9ポイントと急落し、世帯・個人ともに番組ワーストを記録してしまいました。
『うちの弁護士は手がかかる』では、撮影期間中に主演のムロツヨシさんが腹膜炎で10日間あまり入院。このことはすでにいくつものメディアで報じられていましたので、多くの視聴者が認識していたと思います。
そんな中、第5話の予告は、現実とリンクするように、ムロさん演じるパラリーガル・蔵前勉が入院することを印象づける仕様になっていました。
そのため、『ムロさんがあまり登場しないならリアタイしなくていいか』『平手ちゃんの良さはムロツヨシがいてこそ活きる。ムロツヨシの出番が少ないなら、録画で確認する程度でいいかな』といった声が第5話放送前から聞こえてきていました。
実際には、病室でのシーンを増やすなど、制作努力が多分に感じられる作りで、ムロさんの出演は決して少なくなかったんですけどね。
予告でムロさん不在を強調したことが裏目に出た結果、視聴率が大きく落ち込んでしまったのではないかと思いますよ」(ドラマ批評家)
ムロさん演じる蔵前が全快し、元気に職場復帰することが見込まれる第6話では再び視聴率を上昇ラインに乗せられるのではないだろうか。
(文/スコッティ角筈)
~ライター略歴~
長崎県出身
本人曰く「ヲタク」として生きていくためにライター稼業を始めたという
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