2日、阪神甲子園球場で行われた阪神とオリックスの日本シリーズ第5戦は、6-2で阪神が逆転勝利。これにより、対戦成績は阪神の3勝、オリックスの2勝となった。
第5戦を終えた段階で、3勝2敗という成績となったのは過去に41回。昨年までの73回のうち、実に56%強の確率で発生している王道パターンである。
しかし!
実は、阪神側から見た 〇●●〇〇 あるいは、オリックス側から見た ●〇〇●● という星取りになったケースは、ただの1度もなかった。
もちろん、先に王手をかけた阪神が有利な状況であることは確かだが、未知のパターンとなっている以上、このあとオリックスが逆転日本一に輝く可能性も十分考えられる。
ちなみに、第2戦が引き分けとなったのは昨年が初めてのケースだった。
一気に阪神が押し切るか、オリックスが逆襲でタイに戻すか、はたまた引き分けか、4日の第6戦が待ち遠しい。
(文/中牟田晃)