10月24日に、旧ジャニーズ事務所(現・SMILE-UP.)から個人としては独立。
一方で、人気アイドルグループ「嵐」のメンバーではあり続けると発表した俳優の二宮和也さん。
この発表には「嵐も解散になっちゃうのかと思ったけど、ニノが残ってくれて良かった」「ずっと嵐の二宮和也でいてくれるって聞けて嬉しい」など、喜びの声が数多く聞かれた。
ところが、身も蓋もない話が1日の「週刊文春 電子版」(文藝春秋)で報じられた。
記事によると、二宮さんが嵐に残留したのは、ファンクラブ収益の面で旧ジャニーズにとっても自身にとっても実入りが大きいからだという。SMILE-UP.の関係者が証言している。
ファンクラブの会員が大幅に減らなければ、嵐のファンクラブ年間収入120億円ほどのうち、2億円ほどが二宮さんの取り分となり、旧ジャニーズには数十億円あるいは100億円程度が入る見込み。
だが、そもそも、大野智さんが嵐としての活動再開には全く前向きではなく、二宮さん、大野さん、櫻井翔さん、松本潤さん、相葉雅紀さんの5人が勢揃いするという、ファン待望の瞬間が訪れる可能性は極めて低いようだ。
しかし、実現可能性は低くとも、可能性がある限り応援してしまうのがファンの性というもの。
それを巧妙に、旧ジャニーズも二宮さんも利用しているというのが実情なのだろう。
(文/福田優太郎)