鈴木亮平さん主演、黒木華さん、生瀬勝久さん、小日向文世さんらが共演の日曜劇場『下剋上球児』(TBS系、日曜21時~)第3話が29日、放送された。
同話の視聴率(ビデオリサーチ調べ、関東地区)は、世帯平均で9.2%、個人平均で5.7%だったことが30日、分かった。
『下剋上球児』の視聴率はここまで、世帯で10.8%、10.7%、個人で6.9%、6.7%と推移していた。
「世帯1.5ポイント、個人1.0ポイントの下落ですから急落ではあるんですけど。
阪神とオリックスの日本シリーズとモロ被りしたうえでの、この数字は上々と言えると思いますよ。
同じ野球を扱ったコンテンツということで、視聴者層はかなり重なっているでしょう。それを考えると、日本シリーズが6.3%だったのに対し、『下剋上球児』は9.2%とほぼ3ポイントも上回ったことは高く評価できますよ。
プロ野球の頂点を決める戦いを、弱小高校野球部が上回ったワケですから、下剋上を成し遂げたと言っても良いくらいかと」(ドラマ批評家)
日本シリーズの第7戦があれば、再び『下剋上球児』と放送時間が重なることは間違いない。
しかも、引き分けを挟んでいない限り、第7戦は阪神とオリックスの勝った方が優勝を決める大一番となる。
ハードルはさらに高くなるが、再び『下剋上球児』が下剋上を達成することに期待したい。
(文/木暮雅人)