今田美桜さん、多部未華子さん、松下洸平さん、神尾楓珠さんの「クアトロ主演(=4人が主演)」、さらには昨年大ヒットした同枠ドラマ『silent』でプロデュースを務めた村瀬健さんと脚本家・生方美久さんが再びタッグを組んだ連続ドラマ『いちばんすきな花』(フジテレビ系、木曜22時~)第3話が26日、放送された。
同話の視聴率(ビデオリサーチ調べ、関東地区)は、世帯平均で4.5%、個人平均で2.6%だったことが27日、分かった。
『いちばんすきな花』の視聴率はここまで、世帯5.9%、5.1%、個人3.3%、2.9%を記録していた。
「前回、世帯で0.8ポイント、個人で0.4ポイント下げていながら、またしても世帯0.6ポイント、個人0.3ポイントと、しっかり数字を落としてしまいましたね。
『silent』と同じく、生方美久さんの脚本、村瀬健プロデューサーという組み合わせですから、この数字はどう考えても物足りませんよね。
『いちばんすきな花』は現在のところ、TVerでのお気に入り登録者数が108.8万人。2位以下に大差を付けて今期ドラマのトップを走っています。
しかし、『いちばんすきな花』の第1~3話の見逃し配信での再生数は、『silent』第1~3話の半分にも満たないですからね。
その中で、視聴率もズルズル下がっているとなると、やはり高く評価することはできません」(ドラマ批評家)
『いちばんすきな花』は、ここから『silent』基準まで視聴率も見逃し配信での再生数も押し上げることができるだろうか。
(文/門田智之)