高橋文哉さんと志尊淳さんが、ともにGP帯連続ドラマ初主演となった『フェルマーの料理』(TBS系、金曜22時~)が20日、初回放送を迎えた。
第1話の視聴率(ビデオリサーチ調べ、関東地区)は、世帯平均で5.5%、個人平均で3.2%だったことが23日、分かった。
「現行の調査方法となった2000年3月以降、TBSの金曜22時ドラマの初回視聴率が6%を割り込んだことは、これまで1度もありませんでした。
つまり、『フェルマーの料理』は史上ワーストの初回視聴率を記録したということです。
特に目立ったライバル番組があったわけでもありませんから、原作漫画およびダブル主演の高橋文哉さん、志尊淳さんに対する視聴者の期待値がかなり低かったということが大きいかと。
また、前クールのSnow Man目黒蓮さん主演『トリリオンゲーム』が、第2話以降はすべて6%を割り込んでいました(第1話は7.4%)ので、この枠自体がかなり視聴者離れが進んでしまっているという側面もあるでしょう」(ドラマ批評家)
『フェルマーの料理』は、第2話以降に巻き返し、新たな視聴者を獲得していけるか、早くも大きな正念場を迎えている。
(文/木村未来)