13日に放送された、ムロツヨシさん主演、平手友梨奈さんがヒロイン役の連続ドラマ『うちの弁護士は手がかかる』(フジテレビ系、金曜21時~)第1話の視聴率(ビデオリサーチ調べ、関東地区)は、世帯平均で6.9%、個人平均で3.9%を記録した。
フジテレビ系の金曜21時からの1時間ドラマは、今期から新設された新興枠。また、ムロさんにとっても、これがフジのGP帯ドラマ初主演。
正直に言って、3~4%あたりの世帯視聴率スタートが想定されていた。それを世帯では6.9%、個人でも3.9%なのだから、良い意味で制作サイドの予想を大裏切りしたと言えるだろう。
また、この1週間で放送されたフジドラマは、向井理さん主演、上白石萌歌さんがヒロイン役の水10『パリピ孔明』が5.5%、今田美桜さん、多部未華子さん、松下洸平さん、神尾楓珠さんがクアトロ(=4人)主演する木10『いちばんすきな花』が5.9%、二宮和也さん、大沢たかおさん、中谷美紀さんがトリプル主演する月9『ONE DAY ~聖夜のから騒ぎ~』が5.5%、橋本環奈さん主演『トクメイ! 警視庁特別会計係』が6.3%。
これらすべてに『うちの弁護士は手がかかる』が勝っているのだ。
枠自体の知名度やポテンシャルを考慮すると、『うちの弁護士は手がかかる』が頭一つから二つ抜けた1位、『いちばんすきな花』『トクメイ』『パリピ孔明』がほぼ横一線の2位争い、『ONE DAY』が期待はずれの最弱というのが現状の評価となる。
次週以降、この構図に変化が訪れるのか、各ドラマの動向を見守っていきたい。
(文/スコッティ角筈)
~ライター略歴~
長崎県出身
本人曰く「ヲタク」として生きていくためにライター稼業を始めたという
アイドルやドラマ関連の記事を多く執筆する