2日に開かれたジャニーズ事務所の創業者で元社長・ジャニー喜多川さんによる性加害問題をめぐる、同事務所の2度目の記者会見において「指名NGリスト」や「指名候補リスト」が存在していたことをスクープしたNHK。
さらに後日、長年続いてきた実質ジャニーズJr.育成番組の『ザ少年俱楽部』をめぐり、局内トイレでジャニーさんによる性加害を5度に渡って受けていたという被害男性の証言も放送。
こうした動きを受け、ジャニーズは「被害者でない可能性が高い方々が、本当の被害者の方々の証言を使って虚偽の話をされているケースが複数あるという情報にも接して」いると、ほぼNHKを名指しする形でその報道を批判。
ここに来て、蜜月関係は崩れ、一転して睨み合うような構図に変わってきた両者の関係だったが、NHKがさらに一歩踏み出す決意であると報じられている。
「FRIDAYデジタル」(講談社)によると、『ザ少年倶楽部』の制作を請け負っている会社に対し、今朝(=10月12日)、NHKの関連会社から「16日の収録が中止になった」という連絡が届いたという。また、以降の収録予定についても未定とのこと。
なお、16日の収録にはTravis Japan、HiHi Jets、Go!Go!kids、フレッシュJr.、少年忍者、美少年らが出演予定だったという。
いよいよ『ザ少年倶楽部』の打ち切り、そしてNHKがジャニーズとの完全決別の時を迎えることになりそうだ。
(文/福田優太郎)