『CDTV』からはジャニーズ「排除」一方でSnow Man宮舘涼太の新番組スタート『報道特集』ジャニーズ独自取材部分はTVer・YouTubeにUPせず…TBSの煮え切らない態度 | The Audience
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『CDTV』からはジャニーズ「排除」一方でSnow Man宮舘涼太の新番組スタート『報道特集』ジャニーズ独自取材部分はTVer・YouTubeにUPせず…TBSの煮え切らない態度

宮舘涼太

 9日に放送された『CDTVライブ!ライブ! 100回記念SP』(TBS系)には、総勢11組のアーティストが出演。

 INI、ENHYPEN、Kyrie(アイナ・ジ・エンド)、櫻坂46、JO1、Tani Yuuki、BE:FIRST、flumpool、WANIMA、AKB48、NMB48と豪華な顔ぶれだったが、ジャニーズ事務所に所属するタレントは1組も出演しなかった。
 
 また、次回23日放送の『2時間SP』出演者についても、ano、シャイトープ、羊文学、Little Glee Monsterの4組がすでに発表されているが、ジャニーズ所属タレントの名前はない。
 
 明確に「ジャニーズ離れ」を打ち出してきたと見て良いだろう。
 
 一方で、16日から放送開始となる同局の新番組『日本全国さすらい料理バラエティ 黄金のワンスプーン!』では、ジャニーズアイドルグループ「Snow Man」の宮舘涼太さんがMCを務めることが発表された。
 
 また、7日に放送された『報道特集』では1時間にわたりジャニーズ性加害問題を特集。これまでに他メディアでも取り上げられていた被害者の証言や、問題に対する大手企業の反応などを紹介した後に、TBS局内での調査結果を詳しく紹介。
 
 同番組のキャスターを務める村瀬健介さんが「報道局員は、仕事でジャニーズ事務所の関係者とかかわることはほとんどありません。それでも社内で見聞きしてきた経験から、“ジャニーズは面倒だ”という感覚を持っている局員が私を含め大勢います」と発言したり、制作担当者による「怒らせたらダメ。この1年の間にも、ジュリー氏を通してキャスティングをめぐる圧力が番組にあった」との証言を取り上げたり、強い姿勢で同問題に臨む姿勢を示していた。
 
 ところが、同番組の見逃し配信(TVer・YouTube)では、序盤の15分ほどだけしか視聴することができず、TBS局内での調査結果などはまるごとカットする編集がされたものがUPされている。
 
 煮え切らない態度からは、ジャニーズの圧力・忖度で揺れ動き葛藤するTBSの姿が見て取れる。
 
(文/福田優太郎)