岡田准一「退所発表の途端にサゲ記事」有名記者が告白したジャニーズ事務所めぐる“怪奇現象(≒間接的圧力)”と符号 | The Audience
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岡田准一「退所発表の途端にサゲ記事」有名記者が告白したジャニーズ事務所めぐる“怪奇現象(≒間接的圧力)”と符号

岡田准一(公式HPより)

 8日、「日刊ゲンダイDIGITAL」が《スキャンダルをもみ消してもらった岡田准一の"恩知らず"…ジャニーズ2度目会見直後に「退所」発表》の見出しで記事を打った。

 2日に行われたジャニーズ事務所の2度目の記者会見直後に、同事務所から11月いっぱいで退所することを発表した岡田准一さんが、過去に女性スキャンダルを何度も同事務所の“間接的圧力”によってもみ消してもらっていたと報じている。
 
 「編集部内にいるいわゆる“ジャニ担”と呼ばれる人物が、カメラマンが張り込んでいる時間帯や車種、隠れている場所までを無断で事務所にこっそりリークしていた」ことにより、スキャンダル記事の掲載が妨害されたというのだ。
 
 また、元週刊文春記者でジャーナリストの中村竜太郎さんは8日放送の『そこまで言って委員会NP』(読売テレビ・日本テレビ系)で、ジャニーズ事務所の間接的圧力が疑われる“怪奇現象”を告白。
 
 中村さんは1999年にジャニー喜多川さんによる性加害問題を文春で取材し、その後も記事に携わっていたのだが、当時、「予備取材をする時に、ジャニーズとベッタリな女性週刊誌のベテランの大物記者の人から電話がかかってきて、恫喝された」という。
 
 夜間の取材を終えて明け方に帰宅すると、途端に自宅の電話が鳴り、受話器をとると女性の喘ぎ声を録音したテープが流れるという現象があったり、玄関を開けるとタバコの吸い殻が大量に置かれていたり、「お前のことを見ているぞ」と脅迫するような現象が続いたとも明かした。
 
 2日の会見では、退所するタレントについて東山紀之さんが「むしろ応援したい」、井ノ原快彦さんが「自分の仲間に圧力をかけることは今後あり得ない」と語っていたが、過去の事務所の間接的圧力、岡田さんの退所に伴ってすぐさまサゲ記事が出た状況からは、その言葉を信じろと言うのは無理があるのではないだろうか。
 
 日刊ゲンダイは、事務所に対する追及記事が多い印象だが、それでもサゲ記事をこうして出しており、問題の闇深さを物語っているとも言えるだろう。
 
(文/福田優太郎)