ついに地上波テレビでも、ジャニーズ事務所の新社長で、新設するエージェント会社でも社長に就くことが発表されている東山紀之さんによる、ジャニーズ事務所の創業者で元社長・ジャニー喜多川さんによる性加害への加担について報じた。
7日放送のTBS系『報道特集』の中で、元ジャニーズJr.の男性が、合宿所にいた当時のことを回顧し、東山さんが性加害に対して知っていたレベルは「噂レベルなんてことは絶対ない」と断言。むしろ「お前もやられてこい」など積極的に加担していたと証言するVTRを放送した。
9月7日の会見では「あったかもしれないし、なかったかもしれない」と、自身の性加害について東山さんは曖昧に回答。ところが、2日の会見では「パワハラはあったかもしれないが、セクハラは一切ない」と断言。当時の記憶が鮮明によみがえったことを窺わせる発言をしていた。
ところが、今回のVTRについてTBSが問い合わせしたところ「かなり昔の事なので覚えていない」と、再び記憶が不明瞭なことを感じさせる回答を出してきたという。
東山さんがジャニーズ、そして新会社で社長を務めるというのは、やはり極めて不適格と言わざるを得ないだろう。
(文/福田優太郎)