向井理さん主演、上白石萌歌さんがヒロイン役、ディーン・フジオカさん、森山未來さん、宮世琉弥さん、森崎ウィンさん、関口メンディーさんらが共演の連続ドラマ『パリピ孔明』(フジテレビ系、水曜22時~)第2話が4日、放送された。
同話の視聴率は世帯平均で5.3%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)、個人平均で3.0%だったことが5日、分かった。
第1話では世帯6.1%、個人3.5%の視聴率を記録していた。
『パリピ孔明』は、「三國志」で知られる中国三国時代の天才軍師・諸葛孔明(しょかつこうめい)が現代の渋谷に転生。プロシンガーを目指すアマチュアシンガー・月見英子(つきみえいこ)の歌声に魅了された孔明が、彼女の前に立ちはだかる壁を軍師のごとく切り崩し、成功に導いていくサクセスストーリー。
孔明を向井さん、英子を上白石さんが演じている。
「第1話では、フジ水曜22時枠ドラマとしては優秀な6.1%を記録していましたので、いい流れができていくのではないかと思ったんですけどね。
第2話で、早速、世帯で0.8ポイント、個人で0.5ポイントの『急落』をみせてしまいました。
過去1年間(4クール)のフジ同枠ドラマ第2話との比較でみてみると、今年4月期の波瑠さん主演『わたしのお嫁くん』は6.4%でしたから、これには完敗です。
前クールの杉野遥亮さん主演『ばらかもん』は5.3%でしたから、完全にタイ。
山田涼介さん主演『親愛なる僕へ殺意をこめて』の3.5%、竜星涼さん主演『スタンドUPスタート』の3.8%には大きくリードしていますが、これは比較対象のレベルが低すぎますから参考外とした方が良いかと」(ドラマ批評家)
パリピな孔明の天才的な戦略により、早くも訪れた視聴率における正念場を乗り越えていけるか、今後の動向に注目したい。
(文/桜田秀道)