2日に、創業者で元社長・ジャニー喜多川さんによる性加害問題をめぐる2度目の記者会見を開いたジャニーズ事務所。
同会見では、同事務所の社名を「SMILE-UP.（スマイルアップ）」に変更し、補償業務に専念すること、所属タレントについては新会社を設立し、エージェント契約を結ぶ形式をとることが発表された。
しかし、早くも「SMILE-UP.」からは別れを告げ、「SMLIE-AWAY.（スマイルアウェイ）」へと再度の社名変更をしなければならないかもしれない。
NHKが4日、「事務所から会見の運営を任されていた会社側が、複数の記者やフリージャーナリストの名前や写真を載せて質問の指名をしないようにする“NGリスト”を会場に持参していたことが関係者への取材で分かった」と報じた。
リストには実際に会見で挙手し続けながら指名されなかった記者らが掲載されていたという。
つまり、出直しのために真摯な姿勢で臨むことが求められていた会見において、ジャニーズは詐欺的な行為に及んでいたということになる。
SMILE-UP.は“ほほ笑み”を意味する。だが、ジャニーズの体質は“笑ってごまかす”ことが恒常的になっていたことが窺える。
ファンや被害者たちに、ジャニーズの本性がきちんと伝わるように、SMLIE-AWAY.へと変更した方が良いのではないだろうか。
（文／等々力おさむ）
～ライター略歴～
山梨県出身
かつては某俳優の付き人を務めていた
現在は芸能ネタを中心にライターとして活動中