元俳優の高岡蒼佑さんが28日、自身のインスタグラムを更新。ジャニーズ事務所が各方面にかけていた「圧力」に言及した。
高岡さんはこの日、ジャーナリストの松谷創一郎さんによる《当事者が証言し始めた「ジャニーズの圧力」──「退所後の圧力リスク」が性加害の遠因に》との記事を引用し、ストーリーズで「圧力。あったあった。辞めた人になんて その場で息するなレベルで圧かけていましたもんね」と、自身が当事者から見聞きしたのであろう情報をもとにコメント。
なお、松谷さんの記事では、『北の国から』シリーズで知られる脚本家・倉本聰さんが「ある女優をテレビ番組に起用しようとしたら、ジャニーズが『全タレントをおたくの局から引きあげる』と脅してきた」というものや、映画プロデューサーの奥山和由さんがジャニーズ退所後の本木雅弘さんを映画にキャスティングしたところ、メリー喜多川さんが圧力をかけてきた話などに触れている。
高岡さんのコメントからは、今年5月に「キンプリ」こと「King&Prince」を脱退し、ジャニーズ事務所からも退所した平野紫耀さん、神宮寺勇太さんも、退所に至るまでのやり取りや、退所当日の挨拶などにおいて「息するな」レベルの圧力を受けていたのではないかと推察される。
性加害問題と並行して、圧力とこれに伴う忖度をきっちり撲滅しなければ、問題の根本的解決には至らないだろう。
(文/等々力おさむ)
~ライター略歴~
山梨県出身
かつては某俳優の付き人を務めていた
現在は芸能ネタを中心にライターとして活動中