総合ビジネス誌「財界」が運営する「財界オンライン」にて24日、『北の国から』(フジテレビ系)などで知られる脚本家・劇作家・演出家の倉本聰さんが、性加害問題で揺れるジャニーズ事務所の圧力について暴露した。
倉本さんは「何年前だったか、ある売り出しの女優を番組に起用しようとしたら、テレビ局から待ったがかかった。その女優がジャニーズのタレントと一寸トラブッたことがあったらしく、その女優を使うなら今後おたくの局から全ジャニーズ関連のタレントを引き揚げると脅されて、だからその女優は使えないのだと申し訳なさそうに局から言われた」と明かしている。
22日には、ジャーナリストの津田大介さんがMCを務めるYouTubeの独立型オンライン報道番組『ポリタスTV』にて、ジャーナリストの青木理さんが、7日の記者会見よりも後に藤島ジュリー景子前社長が、『ミュージックステーション』(テレビ朝日系)へ他芸能事務所に所属する男性アイドルの出演をめぐり圧力をかけたとの話があった。
昔も今も、ジャニーズの圧力、テレビ局によるジャニーズへの忖度は変わっていないようだ。
(文/福田優太郎)