20日、日本商工会議所の記者会見で小林健会頭が、ジャニーズ事務所の創業者で元社長・ジャニー喜多川さんによる性加害問題について、「これは犯罪で、コンプライアンス(法令順守)上非常に問題」と厳しく断じた。
スポンサーによる同事務所の所属タレントを起用したCM契約の見直し、いわゆる“撤退ドミノ”が続いていることについては、「経営者として自分たちのレピュテーション(評判)を考えればあり得ること」と理解を示した。
小林会頭は、大手総合商社「三菱商事」の元社長で前会長(2022年4月まで)。現在は、同社の相談役に就いている。
(文/辻隼人)