モスバーガー、Snow Manの起用継続は「救済」ではなく撮影済みCMをリリースするためだった | The Audience
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モスバーガー、Snow Manの起用継続は「救済」ではなく撮影済みCMをリリースするためだった

「モスバーガー」公式サイトより

 「モスバーガー」を展開するモスフードサービスがテレビCMでジャニーズの所属タレントを継続して起用する方針であることが10日、明らかになった。

 同社ではこれまで、ジャニーズアイドルグループ「Snow Man」のラウールさんと渡辺翔太さんをモスバーガーのCMキャラクターに起用していた。
 
 そして11日、ラウールさんと渡辺さんが出演するモスバーガーの、期間限定の「月見フォカッチャ」を紹介する新CMが13日からオンエアされることが分かった。
 
 「アサヒグループHD、キリンHDという飲食業界大手が『契約を更新しない』『今後は起用しない』と、人権軽視の姿勢を抜本的にあらためようとしないジャニーズ事務所に最後通告を出した中で、モスフードサービスはよもやのジャニーズ支持の姿勢なのかと驚かされました。
 
 しかし、新CMオンエアの話をきいて、ある程度は合点がいったと言いますか、要するにSnow Manを救うとかって話ではなくて、撮影済みのCMだけは世に出して、損失を少なくしようという保身のためだったということで理解しました。
 
 ただ、この判断は結果として、世間の理解を得られないでしょうし、ジャニーズ事務所に毅然とした態度で臨もうとしている企業からも『自分勝手な会社』とのレッテルを貼られることは必至ですから、ともすると却って損失を大きくすることになるのではないかと思いますけどね」(メディアコメンテーター)
 
 モスフードサービスの今回の判断に対しては、ごく一部のジャニーズファンを除いては批判的な声が殺到している状況。
 
 「月見フォカッチャ」の売上にも影を落とさなければ良いが……。
 
(文/福田優太郎)