7日に東山紀之新社長、藤島ジュリー景子前社長、ジャニーズアイランド社長の井ノ原快彦さんが出席して行われた、ジャニーズ事務所による性加害問題に関する記者会見。
質疑応答では、東山さん自身も過去に後輩らに対し、自らの局部をモロ出しにしたうえで「僕のソーセージを食え!」と迫るなどの性加害をしていたのではないかとの質問が出た。
東山さんは最初は「事実ではない」とキッパリ否定したものの、繰り返し同様の質問を受ける中で「したかもしれないし、してないかもしれない」と発言内容を変えていった。
■性加害の疑いは東山紀之だけではない
新社長が加害者サイドであるとの疑いが拭えないという、まさかの展開は、8日にアサヒグループHDやキリンHDが発表した「今後、ジャニーズ所属タレントをCM起用しない」という決断に大きく寄与したことは間違いない。
だが、性加害をしていた疑いは東山さんだけにあらず。会見に同席していた井ノ原さんもまたそうなのだ。
今から20年以上前の話だが、TOKIOによるバラエティ番組『メントレG』(フジテレビ系)にKinki Kidsの堂本光一さんがゲスト出演した際のこと。
当該シーンは放送時にはカットされていたようなのだが、番組観覧に訪れた方が当時のことを詳細にメモしていた。
光一さんがゲストということで、この日のトーク内容は合宿所での思い出など、かなりジャニーズの内情に切り込んだものに。
少年隊のミュージカルのカーテンコールの際、松岡昌宏さんに冗談でけしかけられた井ノ原さんが、それを本気にしてしまい劇場内を走り回ったエピソードなど、様々な逸話を明かすうちにどんどんエスカレートしてしまったのだろうか。こんな戦慄エピソードを明かしているのだ。
■パンツを無理矢理、脱がせた
松岡さんは、イカサマ将棋で先輩に負かされ、罰ゲームと称して全裸になるように言われたという。しかし、パンツだけは脱ぎたくないと抵抗していると、城島茂さんと山口達也さんに押さえつけられ無理矢理、脱がされた。「返してよ~」と半べそをかきながら追いかけたとのこと。
さらに、このときのことが悔しかったため、2年後には井ノ原さんとともに長瀬智也さんをターゲットに先輩と同様のことをして、「返してよ~、松岡くん、井ノ原くん」と泣きながらパンツを追いかける長瀬さんのことを面白がっていたという。
長瀬さんが「12~13際頃のことですよね」と応じていることから、性加害と指弾されてもおかしくない悪質ないたずらに興じていたとき、松岡さんと井ノ原さんは15~16歳。高校生の頃にこんな行動をとっていたことになる。城島さんの場合は20歳前後ということになるから、さらにおぞましい。
井ノ原さんは会見で、城島さんは自身がMCを務める『週刊ニュースリーダー』(テレビ朝日系)で、いずれも「ジャニー氏による性加害は知らなかった」との立場を表明していたが、性倫理異常が著しいエピソードを平然と番組収録時に明かしていたことからは、彼らの言葉をそのまま信じることは難しいと言わざるを得ないだろう。
(文/等々力おさむ)
~ライター略歴~
山梨県出身
かつては某俳優の付き人を務めていた
現在は芸能ネタを中心にライターとして活動中