7日14時から、ジャニーズ事務所が開いた前社長・ジャニー喜多川さんによる未曾有の性加害問題に関連しての記者会見。
東山紀之さんが新社長に就任したことが発表され、東山さん本人もジャニーさんの姪で前社長・藤島ジュリー景子さん、井ノ原快彦さんとともに登壇した。
「ジャニーズ事務所」という社名を変更しないことについて、「史上空前の性加害事件を起こした犯人の名前を冠しているのは、ヒトラー株式会社、スターリン株式会社というネーミングをしているようなもの。被害者の心情に寄り添えば、どう考えても非常識ではないか」との指摘があった。
これに対し東山さんは「その点は社内でも十分に議論した。被害者がそう感じるのは仰る通り」としつつ「何よりも支えてきてくれたファンがあってこそ。ファンの思いを考えるとジャニーズ事務所の名称をそのままにするべきだと感じた」という趣旨のコメントを発した。
一見すると、もっともらしいことを言ってるように聞こえるかもしれないが、言うなれば「ファンが第一、被害者は二の次」と放言したも同然。
東山さんが、性加害問題をあるべき形で解決するには、社長不適格と言わざるを得ないだろう。
(文/福田優太郎)